シロアリは明るいところを避けて活動する習性があるため、床下から蟻道を通って建築物に侵入します。
一般的には人目につきにくく、知らないうちに木造部分を食い荒らされて
気付いた時には被害が相当進行していることがあります。
シロアリの被害から住宅を守るためには新築、増改築時の予防処理や
早期発見による防除処理を行うことにより、住まいの耐久性向上と安全性を確保することが極めて重要なのです。
営業担当者の報告や指示事項に基づいて施工の内容及び段取り等をお客様と確認した後
作業中に汚れないように床下進入口の周辺部やスタッフが出入りする通路を養生します。
床下部材の土台、大引、束柱や被害箇所に
薬剤を注入するための孔をあけます。
シロアリは木材内部を加害するので
穿孔処理した部分に薬剤を注入して
木材内部に浸透させます。
木材表面にも被害がおよばないように
床下全体の木材部分に薬剤を散布します。
シロアリの大部分は床下土壌から侵入してきますので
床下地面に薬剤を散布して、薬剤バリア層を作ります。
床下の基礎構造によって全体を施工できない場合は
作業通路を確保するために中基礎の通気口を拡張する必要があります。
そのときは、建物の構造に影響を与えないように作業通路を作成します。
床下状況によって被害が床上部分に進行しているとみられる場合は
適所に薬剤を注入します。
また、玄関や勝手口など床下に空間が無い場所や
トイレや浴室などで床下から薬剤を処理できない場合は、ドア枠や壁面に薬剤を
注入処理します。
床上部分の注入孔には木栓やシリコンなどで修復作業をして、清掃片づけをして最終の作業漏れや補修漏れの確認をします。
最終確認後、お客様に施工完了報告を行いシロアリ防除保証書をお渡しします。
5年間有効な保証制度が開始となり、当社がお客様の大切なお住まいを
シロアリから責任を持って管理致します。
長期間のお付き合いとなりますので
ご質問やご相談がございましたら、お気軽にご連絡下さい。